雑記

夏は、「地方出身車」の季節

 夏になって、地方から東京に遊びに来たような車が多くなっている。
 掲載した写真のような「山梨」ナンバーは珍しくないし、先日は「熊本」ナンバーや「沖縄」ナンバーも見た。
 よくもはるばると、東京のようなゴミゴミしたところまで物見遊山に来るものだと感心するが、その昔、筆者も北海道まで行ったことがあるのだから、人のことは言えない。
 ただ、ちょっと心配なのが、東京特有の交通ルール(というか、交通スキル)だ。
 たとえば、この写真の山梨ナンバーの車、なぜわざわざ運転席から撮ったかというと、なんとなく挙動不審だったからだ。
 案の定、大きな国道に出たとたん、この車は一度大きく右へハンドルを切り、それから左折した。
 直進しようとしていた当方は、ぶつかりそうになったので、直進せずに左折することで回避した。
 もしも右側から抜こうとしていたバイクがいたら、ぶつけられたことだろう。
 広い道から狭い道に入るときに、逆にハンドルを少し切ってから道に入るのは、内輪差を考えると正しい動作だが、広い道に出るときにわざわざそんな事をするのは珍しい。
 これが山梨の車の挙動なのかどうかはわからないが、地方から出てきた車が、車線変更という意識がないのか、交差点の直前で立ち往生してクラクションを鳴らされているのは、たまに見る光景だ。
 もっとも、こちらが地方に行ったときには、同じような目に遭う。
 昔、冬の北海道に東京ナンバーの車で行ったら、交差点で青信号になると、タクシーが対抗車線にはみ出して、当方の車をすかさず抜いていった。東京ナンバーだから雪道で遅いだろう、という判断である。もっとも、当方はそれに気がついて、馬鹿にするなとばかりに、そのタクシーに追いすがった。見事抜けるか、と思った瞬間、雪にハンドルをとられて、180度ターンしてしまた。(バカだね)。それ以来、雪道では急ハンドル、急発進、追い抜きは厳禁であると、思い知った。
 何事も、郷に入れば郷に従え、である。そうだ、大阪に行ったら、譲り合いはやめて、強引に割り込んだもの勝ちというルールに従わねば。(やっぱりそうなのかな。大阪出身の人は反論をどーぞ)


日時: 2007年08月22日 16:39 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)